このレビューはネタバレを含みます▼
ギャグとシリアスの配分が絶妙で、いい意味で振り回されます(笑) 個性的なキャラや世界観がい印象的ですが、労働の厳しさだったり人間関係の複雑さだったりと、どこかしら現実味を感じるのがまた面白いです。
個人的に素晴らしいと思うのは、回想挿入のタイミングと台詞の言い回し。特に２巻後半収録の三春の過去には、意表を突かれた上に、一冬で一生分のクリスマスを味わった三春くんならではの台詞があり、その健気さに思わず胸を打たれました。
程良く楽しく展開する物語の中で、多くの謎が明らかになり増えていく……。全ての伏線が回収された時一体どのような結末が待ち受けているのか、３巻以降の展開がとても楽しみです！
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