めいめいの怪
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めいめいの怪

きのう

BL系怪談。ぼんやりとしたエンド。

2018年1月31日
181ページ、ほぼ表題作+バンパイア短編1つ、計2作品b。

BLぽいけど、進展がほとんどない。
怪談の話が主体です。
いかにもBL展開を期待する方には、オススメしません。

タイトルがバラバラで短編集かな?
と思ったら違いました。
すべて表題作で内容も続いています。

薄気味悪い怪談のようなストーリー。
まるでおばけホイホイ、毎回怖い目にあってる。
水野君の正体もいまいち不明。

うーん、
BLとしてだけじゃなくても、この2人の不思議な体質?の結末の話が欲しかった。
よくわからないままのエンド。

最後の英語タイトルだけ違う話で、バンパイアの話。
これもいまいち謎が残ったままのエンド。

その点、2作とも読み手にもわかるはっきりしたラストなら、もう少し読み応えがあったの思うんですがー・・・
肩透かしをくらったような読後感。
あまりない作風だったので、なんとなく惜しい。
そうですね、もし続編があって謎のところも描かれてる話なら、ぜひ読みたい。
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