ローテンション男子高校生2カップル

一つの高校を舞台に2カップルのお話。
表題作は、染谷×城路の仲良し二人組は城路がきっかけを作りちゃんと付き合う事に。このリードする城路が超クールなのにすごく男前！童貞の染谷を気遣って引いて待てるし、染谷の為にあえて進んで受けになるし。事後も染谷の反応見てあげるし。無表情なのになんて温かい男なの！もうそれだけで読む価値あった(笑)染谷の童貞力には笑いました。あ、あと途中でいきなり大学生になっててビックリ(笑)その後のお話二つもクスッと笑えた〜。

二つ目「恋にかわるまで」は、表題作で染谷がコンビニでゴム選びに悩んでいた時に現れたゆずのお話。ローテンションなゆずが購買のパン屋さんに惚れて…お互い一目惚れぽかった。10歳年上の向井に卒業したら…といわれその通り卒業式の日に恋人に。ローテンションのゆずも年上の向井も可愛いキャラで幸せ感あっていい。

2組ともローテンションな主人公で淡々と展開されるけど、そこに嫌味はなく自然体が良かった。ラストの書き下ろしは、ローテンションな二人城路×ゆずの会話…笑えました。