このレビューはネタバレを含みます▼
最初の方は、アキのおバカな発言に笑ったり頑張る姿に応援して読んで、だんだんと迷走っぷりに心配になってきたり、つまりアキの母親になったつもりで読んでしまう話です。絵は万人ウケするタイプじゃないけど、勢いと愛嬌があり読みやすいです。アキと花織はもちろん、先生や母親や転校生や取り巻きの女子たち…みんな一癖も二癖もあるけど温かく、そのおかげで、途中つらい展開があっても最後までついてこられました。完結まで読んで、いい作品を読ませていただけたな…と感慨深いです。人生に疲れたり諦めそうになったら、また読もうと思いました。