恋心は猫をも濡らす
」のレビュー

恋心は猫をも濡らす

夏水りつ

前作有り。1冊じゃ?わからん(苦笑。。

2018年2月20日
167ページ、表題作3話(おまけ8p付)+犬恋の短編フランスでの1日+山田中8p+おやつ擬人化6p、つまりシリーズ2組&ページ穴埋めショート2作品b。

、、読後の感想、、、
一言で言うなら、イラッときた。

本作は犬恋シリーズのスピンオフ。
猫のタイトルは現在これ1冊だけなので、1冊だけで読めるかと思ったら、、、
思いっきり前作有り!の内容のお話でした。。

どうやら本編の犬恋シリーズで、すでにお話がある2人。」。
つまり犬恋シリーズを制覇している方には読んで楽しいけど、、
本作から読んではいけない!

まぁ読めないことないけど、2人の馴れ初めとか、今までの関係とか、全くわかんないから、知らずに読むと、がっかりする!

ちなみに同じくスピンオフのK先生シリーズを読んでる途中なんですが、そちらに犬&猫たちの話もちょろっと出てきます。

、、、。。。
続きものならシリーズの通し番号つけて欲しいですねぇ。。
しかもページ数は多くないのに、表題作はたった半分!?

あとは犬恋本編の2人や作者さんの作品によく出没するショート2作品。
山田くんと田中課長は別で1冊出てるし(持ってるし)、なんだかページ数も損した気分。
表題作も前作ありの話ではじまり、1冊として話の盛り上がりもそんなになく、希薄なストーリー。

正直、失敗した感が大きい。
作者さん&犬恋本編シリーズファン向けです。

K先生シリーズもですが、たとえば同人誌のような、ストーリーが薄い趣味的作品が多い気がしてきた。
ただ絵はきれいだし、キャラも楽しいです。
ストーリー重視、読み応えを期待する方には向かないシリーズかもしれない。
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