重くて読み応えは有るけれど…





2018年2月24日
暗いものを抱えた主人公が切なくて、その後の報われた姿にホッとしつつ読み終わる、と言いたいところですが…。なんだろう、途中から引っかかって素直に物語に入り込めなかった。始めの喬木のゲスキャラがあっさり変わり過ぎなのも違和感あるし、樹の行動がもう一つ理解に苦しむ点も…いったいどうしたいねん?というカンジ。これだけスーパーな樹が本当に兄を思うならば根本的に幹の状況を変える行動がもっと早くに取れるはず…と。違和感を持ちつつ読み終わってしまいました。
周りの大人たちが悪いとはいえ幹の根深い苦しみと歪みが樹の存在に元ずくという事を樹自身がもっと自覚しその事実に苛まれて欲しかったな。
とはいえやはり虐げられた主人公が最後には甘く大事にされる様子を見るのは幸せで良かったんですけどねー。
結末の違うパラレルの小説の方を読めば違和感は無くなるのでしょうか…?
周りの大人たちが悪いとはいえ幹の根深い苦しみと歪みが樹の存在に元ずくという事を樹自身がもっと自覚しその事実に苛まれて欲しかったな。
とはいえやはり虐げられた主人公が最後には甘く大事にされる様子を見るのは幸せで良かったんですけどねー。
結末の違うパラレルの小説の方を読めば違和感は無くなるのでしょうか…?

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