ランパブへ行こう!
」のレビュー

ランパブへ行こう!

真崎総子

昭和なヤンキー。ウソ臭くなくて面白い!

ネタバレ
2018年2月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 203ページ、表題作3話+短編2つ、計3作品。

面白かった!
やっぱりこの作者さんの話はどんなジャンルでも読み応えがある。

きれいごとじゃない、ウソくさくない現実味のある話なのがいい。
そしてキャラが魅力的。
昭和なヤンキーが多いけど、男性はみんな色っぽくてかっこいいし、女の子もぶりっ子じゃない性格良くて好感のもてる子が多い。

表題作も振って沸いた突然の借金にもかかわらず、一生懸命、体を売らずに大金を稼ごうとする主人公がアホ可愛い。
そして浅見が大人でかっこいいです。
きれいな先輩たちも何気にかっこいい(笑)。

テーマ的には重い話なんだけど、コミカルさもあって明るく楽しく読後感もいい。
3話しっかりストーリーがあるので読み応えがあります。

短編はもう少し古いのか絵が違いましたが面白かったです。
2つとも学生の恋の話でした。

<短編のキャラ>
2つ目(教訓):優等生と不良と生徒会長。
3つ目(大切なのは):妊娠堕胎した2組。
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