片恋さぶろう
」のレビュー

片恋さぶろう

松森正/小池一夫

忠義の美しさと愛の哀しさ

ネタバレ
2018年3月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 絵があまり好きではなく、堅苦しそうなので読む気はあまりなかったのですが、まぁものは試しと読み始めたら全巻吸い込まれる様に読んでしまいました。
そこまで尽くすのかという忠義の裏に愛があり、途中誰にも聞かれないように愛を叫ぶ三郎が尊くて哀しくて、、、ひい様も三郎が好きだろうにあくまで主従関係な二人が素敵でした。最後も三郎らしいっちゃらしいと思いましたが悲しかったです。まぁ、でも1番切なかったのは馬子ですかね、、報われないって辛い。それでも読んで良かったです。
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