王太子殿下の溺愛遊戯~ロマンス小説にトリップしたら、たっぷり愛されました~
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王太子殿下の溺愛遊戯~ロマンス小説にトリップしたら、たっぷり愛されました~

ふじさわさほ

現代から繋がる真実の愛

ネタバレ
2018年3月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 小説家の弥生の部屋に、次回作を書いてもらう為に来た編集担当者エリナ。弥生に、小説の中にある「禁断の青い果実」を作って見たので試食をしてほしいと言われたエリカが、それを食べると、弥生の目の前からエリカが消えてしまいます。その時、弥生の弟、稀斗が訪ねて来てオロオロする弥生に、自分も食べて小説の中からエリカを救い出す!と言いだします。2人は面識はないけれど、稀斗は写真を見てエリカの顔は知ってました。小説の中では主人公の恋と、脇役であるエリカと稀斗の恋、そして禁断の青い果実を作る為の材料集め等、ややこしいけれど、面白い設定になってました。稀斗は自分のことを明かさずに、エリカを守ろうとした為、エリカは小説の中の人を好きになってしまった事を悩む事になります。2人は自分達の世界に戻るために「真実の愛のキス」と「禁断の青い果実」を手にする事が出来るのか?☆☆2つの恋の同時進行を見るのは興味深い。番外編でまた別のお話にトリップさせられた2人を見る事が出来ます(笑)
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