恋に狂い咲き
」のレビュー

恋に狂い咲き

/鞠之助

一目惚れから

ネタバレ
2018年3月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ ヒーロー和磨は前向きで自由な発想を持った人。少し強引だけど心に正直。ヒロイン真子は父親は不明、母親は11歳で亡くしている為、孤独で喪失感を持っていた。お互い一目惚れ。和磨が強引に事を運ぶが、真子はそれがイヤではなく、部屋に居ついてしまった和磨を寂しさもあって受け入れてしまう。☆☆巻数が多いのでクーポン利用で4巻まで読みました。和磨が(隠していたけれど)御曹司だったり、真子の出生の秘密に絡んで父親や兄が出てきたり、とお話は進みます。1〜2巻は一気読みでしたが、出生の秘密が明らかになり、3巻あたりになると落ち着いてきたかな。4巻では家族の問題、お互いの環境の違いを、真子がまわりの人達に支えられながら成長し、乗り越えていく感じ。5巻では結婚へと進むようですが、クーポン待ちです。和磨は包容力があり(独占欲もあるけど)、真子の事を常に優先して考えてくれるようなところがあって、その優しさは羨ましい限りです。指輪を渡した日の言葉は胸が締め付けられました。巻数が長いから心情も良くわかるのかな。和磨と真子の兄との関係性も段々と変わっていって楽しい。作品の中で和磨が真子にかける言葉や真子が成長しながら思う言葉は、時々私自身も考えさせられたり、励まされたりして影響を受けました。(どの言葉かは秘密!)最後に真子のイラストが高校生みたいに幼くて残念。もっとしっとりとした美人の印象です。
いいねしたユーザ3人
レビューをシェアしよう!