総督閣下の絶対寵愛
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総督閣下の絶対寵愛

せらひなこ/やすだしのぐ

こちらもなかなか良かったです

ネタバレ
2018年4月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 277ページでした。前作『美しき毒舌王ー』が良かったので、期待を込めてこちらも読んでみました。表紙や挿し絵は少々子供っぽいので…イラスト無しでもいいかも知れませんね。見開きのカラー挿し絵のヒーローが黒髪に眼鏡だったので、表紙の銀髪と見比べて『え…?』と、イキナリのネタバレに笑ってしまいましたけどね(笑)。
そして、作品内容の紹介文は相変わらず何だかよく分からないし(苦笑)娼妃ってどうなの?と引く人が多いと思うんですが、話の舞台が、歌手・女優・高級娼妃がもてはやされる水上都市ヴェネタ…という所でイタリアのヴェネチアをイメージしているそうです。歓楽街もゴンドラも仮面のお祭りも、まんまヴェネチアらしくて素敵でした。1番面白かったのが、娼妃仲間のオネエが最高!ごつい体にドレスを着てメイク係なんですけど、IKKOさんやミッツさんみたいで!(笑)今作品も脇キャラが素晴らしいです!ヒロインはめっちゃ美少女で、ヒーローは最初に想像した通りの身分のイケメン…と、主人公2人は普通でしたが、明るい脇キャラの活躍と、少しアクションシーンもあり一気に読めました!
ただ、ヒーローがちょっと頼りない部分があって☆ー1です。
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