このレビューはネタバレを含みます▼
作者買いですが、期待を裏切らない作品でした!ヒロイン凛子は自分の気持ちに素直で、三年前ヒーローの海外転勤の前に「思い出が欲しい」とヒーロー穂積に言います。穂積は上司という立場ながら、実家の手伝いの為退職するという凛子の願いを叶え、一夜を共にする事を承諾します。そして三年後、海外赴任から帰ってきた穂積と、都合により退職していなかった凛子が再会。恋愛面の進展と同時に会社内の派閥争いをからめ、ワクワクするような展開が始まります。終盤、ここで終わっちゃうの?という物足りない区切りがあったのですが、その後の穂積sideが面白かった!過去からの穂積の思いが明らかになり、現在の2人の様子が見られます。最後はニヤニヤしてしまう場面がありエンディングには大満足!加減が丁度いいと思いました!しかし、こんなスーパー上司がいたらいいですよね〜〜。先輩や同僚のキャラも良かったです。