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今月(4月1日~4月30日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • いじめ探偵

    榎屋克優/阿部泰尚

    コラムも参考になるのでぜひ読んで
    ネタバレ
    2024年1月5日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 「いじめ」をテーマにした漫画は、復讐モノ・勧善懲悪になりやすいため普段買って読みません。そんなに単純な話じゃないし、加害生徒の背景にある根深い問題(感情のコントロールや具体的な問題解決を教えない社会、元被害生徒が加害生徒になる場合があること、家庭・学校・生徒それぞれの判断や認識にあるバイアス)は無視されているからです。
    結局漫画においても「いじめ」を娯楽として消費しているように感じますし、復讐や勧善懲悪ばかりが流行る社会は、物事を単純化してしか考えられない人が増えそうだと危惧すらしています。

    ですが、レビューできちんと「その後」が描かれている事が書いてあったので読んでみました。被害生徒には、「いじめ」が収まった後の生活がある、それをどう明るいものにしていくか、というサポートの視点があったことが良かったです。
    また、合間に挟まれているコラムが良いですね。具体的な証拠作りの方法や、漫画の中では短略化された問題などがわかりやすく説明されています。他の方のレビューにもあったとおり、多少強引な展開もあったけれど、物語の尺があるので仕方ないかな。

    1点だけ残念だったのは、2巻で、聴覚障がいのある美人で大学生〜高校生くらいの女の子が忌村さんに好意を持っている、という描写です。
    「がんばってるオジサン・オバサンの事は、若くて美人な女の子・男の子が惚れてくれる(鈍感なオジサン・オバサンは気づかない)」というのは、社会派漫画にテンプレとして出てきますが、個人的には10代20代の若い子を恋愛対象とする痛いオジサン・オバサンを作るだけだと思っているので、要らない描写でした(もちろん、裏テーマに恋愛漫画としての要素があるなら別です)。
    真面目に誠実に頑張っている忌村さんに対する、男としての軽いご褒美的な描写なんでしょうが、職場の上司がオジサンと新卒の若い子を勝手にくっつけてようとしてる現場を見たような気持ちがして、ガッカリしてしまいました。

    全体としては、コラムも併せて、「いじめ」に関してとても良い啓発になる漫画の一つだと思います。
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  • BLEACH Can’t Fear Your Own World

    久保帯人/成田良悟

    原作の伏線が気になる方はぜひ
    2020年3月18日
    あまり漫画の小説版には手を出さないんですが、原作で未回収の伏線が回収されてる(しかも原作者了解済み?)、それもデュラララ!!の成田さんが書いてると聞いて読みました。
    原作の雰囲気を残したまま、原作で明かされなかった内容が次々と明かされます。しかも読みやすくて面白い!オリキャラはBLEACHの映画に出てきそうなキャラなので、映画化してほしいなぁ。
    2巻、3巻をこれから読むので楽しみです。
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