このレビューはネタバレを含みます▼
主人公は親も誰も頼れなくて自分を売るしかなくて。
それを救ってくれた男性は、熱があることや出掛けてくるという書き置きを見て、そういう表面上ではささやかにみえる変化にも気づいて愛情深く接していて、主人公は本当にいい人に出会えたなと思った。
その後幸せな展開からの別れは、未成年の場合は現実的な罪の話になってしまうけど、実際は家庭の問題もあって救われたことだから、引き離さないで欲しいと思った。
最終的に顔は見えないけど、一緒に暮らしているひとは最初に救ってくれたサラリーマン(多分、捕まった後に会社を辞めさせられているのと社会的に行きにくい状態になって、いまのところは主人公が主に養っている状態?)のひとだと思ってる。
夢を見ないっていう文は、いまは夢なんかじゃなくても相手の男性とずっと一緒にいられているよってことなのかな?って解釈して、二人にはこれから幸せになって欲しいと思った。