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今月(4月1日~4月30日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • 世界忌産

    横尾公敏

    なんなんじゃこれ
    ネタバレ
    2022年3月14日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 「ロボット残党兵」「百人の半蔵」「ワールドヒーローズ」を手掛けた横尾公敏先生の最新作。
    とりあえず全体を通して言えることは「微妙」。
    まず出だしは悪くない。主人公である日野守也と、主要人物である忌物コレクター・極東九朗は、叔父と甥(又甥)という関係であるという部分にも驚かされる。
    忌物の解説シーンも「なるほど、こんな物があるのかぁ」と感心させてくれる。

    しかし、守也の祖母・雪菜とのエピソードや過去に起きた事故の下り、そして主人公の身体に埋め込まれた「忌物」のエピソードはもう少し後にやるものなのではないか?という思いが拭い切れない。
    守也が「死んだ家族に悪いと思い、趣味も夢も作らず生きてきた」という部分もセリフで片づけてしまっているので妙に軽く、もしくは薄っぺらく感じてしまう。
    正直この終わり方だと、今後雪菜の出番が無くなるんじゃないかと心配でならない。
    そしてラスト。主人公は何故世界忌産を完成させたいと思ったのか。何度も読み返してみたがこれがよく分からない。


    正直話の流れはロボット残党兵よりも悪い気がしないでもない。ただしストーリーは面白いので今後に期待したい。

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  • 妄想戦記ロボット残党兵

    横尾公敏

    なんじゃこれは
    ネタバレ
    2022年1月29日
    このレビューはネタバレを含みます▼ これはいろいろな意味でヤバい。久しぶりに斜め上すぎる作品に出会ってしまった。

    まず舞台が第二次世界大戦、主人公がロボットという斬新さ。そして史実上ではすでに亡くなられている人物がしれっと登場し物語を引っ掻き回しまくっているというカオス。
    登場人物全てがロボと言うわけではなく、かわいいヒロインやマッチョ(生身)なおじ…お兄さんまで登場するからもう訳が分からん。だがそれが良い。

    ページを開けば「そうはならんやろ」「なんてこった」などツッコミどころが多い半面、戦争の悲惨さ凄惨さはしっかりと描けていやがる。女工員たちが「怖い」「死にたくない」と泣いているシーンが特に読んでいて読者まで悲しくなるし、戦後の、あれだけ祀り上げられていた機械化人間に対するヘイトぶりには正直本を閉じて「何も見たくねぇ」してしまいたくなるレベル。

    かといって日本から出て行ってしまった機械化人間たちや服部を責められないので、いったい誰を憎めばよいのかと更に心が苦しくなる。
    カオスさと凄惨さの温度差が激しくて風邪をひきそうになる。


    ここまでほぼ長所だけ描いてきたが、打ち切りになったらしくラスト当たりの駆け足感は否めない。

    主人公が巨大ロボ相手に無双するのはそこまで気にならずとも、仲間のダメージ度合いなど何となくご都合主義的な部分が出てしまっている(一巻を見る限り少なくとも山口あたりは生きていても何ら違和感はなさそうだが…)。

    一番「あ、これはちょっと酷いな…」と感じたのは3巻で一部話が飛んでしまっている部分である。大事な部分をちょいちょいカットしてしまっているせいで、「三船とハリマオって結局いつどうやって会ったんだ?」「服部って結局何がしたかったんだ?」など、様々な疑問が最後まで残ってしまい、何とも消化不良である。あとページが足りない故か、文字で説明している部分が多いような気がする。4巻なんか時系列で説明しやがった。少しでいいから絵も入れてほしかったなぁ。

    もう一つの難点は数多くの魅力的なキャラクターを生み出しているにもかかわらず、その半分を上手く活かせていないところである。

    色々書いてしまったが、正直読む価値はあると思うし今後にかなり期待ができる作品である。しかし刺さらない人には全く刺さらない…いや、もう偉そうなこと言うのやめます、本当面白かったです。マジありがとうございました。はい。
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  • MURCIELAGO -ムルシエラゴ-

    よしむらかな

    グロい
    2019年10月26日
    とても面白いが、グロ、エロが苦手な読者にはお勧めできない。
    しかしクオリティも高く、なかなか捨てがたいのは確か。
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