ベル・プペーのスパダリ婚約~「好みじゃない」と言われた人形姫、我慢をやめたら皇子がデレデレになった。実に愛い!~
朝霧あさき/セレン
このレビューはネタバレを含みます▼
コミカライズから入ってどハマりし、続きが気になりすぎて小説版も購入しました!
原作者様の好きなものを詰め込んだ作品とのことで、よくぞこの素晴らしい物語を世に出してくださいましたという気持ちです。
私もスパダリが不遇な恋人を溺愛する展開は大好きなので見事にハマってしまいました。
ただこの作品はスパダリな"ヒロイン(妻)"が不遇な"ヒーロー(旦那様)"を溺愛する、逆・溺愛ラブファンタジーなのが珍しく新鮮でした。
BLも嗜む私としては『この表情、BLでしか見たことない……!』という展開もあったりしてとてもキュンキュンしながら読み進めました。
ジルベール様が可愛すぎて、レティの気持ちがよく分かります。
可愛らしい少女がバカ強い設定も大好物ながら、その少女が私の理想の高身長スパダリイケメンにもなっちゃうので美味しい要素が多すぎて最高しか言えない自分の語彙力を恨みます。
コミカライズ版されていない部分を読み進めると、まさかまさかの潜入調査が待ち受けており美味しい…美味しすぎる…とニヤニヤしながら読み進めるしかありません。
原作のweb小説も拝見したのですが、こちらの小説版は10万字の加筆修正がされており、より深く楽しめる内容となっています。
しかし原作版にしかない展開や設定、ストーリーも読むことができるので、そちらも併せて読んでいただくことをお勧めします!