このレビューはネタバレを含みます▼
人に振り回されて鬱になる人はいると思います。私は酷い目に合わされ続けていると麻痺して無自覚に自分の不幸を笑いに変えていました。こうしないと生きていけません。ギャグは必需品です。発達障害ではなく、発達障害に人格障害が重なった人が問題ではないかと思っています。なので優斗への発達障害なんて恥ずかしいという言葉が出る度に恥ずかしくなんかないって思いました。先天性のもので優斗のせいではないからだからどういう心を持っていたら、どんな能力があれば生きていけるのか、今はネットでも情報が得られますし色々調べて自分の事を理解して努力して幸せになって欲しいです。優斗は優れているところがいくつもあります。自分の長所にも目を向けてください。真珠や翔吾は人格障害者で仕事が出来る設定ですが、人格障害者は仕事が出来ない、仕事をしない人も多いです。一見出来る様に見えて下手なやり方の人もいます。嫌がらせばかりして何しに学校に職場に来ているんだと思います。皆何かしら障害を持っているんだと思います。現実にも子供がぶつかったぐらいで怒る人もいますがおかしい。私生活では障害者を見下し馬鹿にしていた人が障害者だったという事もあります。私はグレーゾーンかASDかHSPかがわからない者です。周りもグレーゾーンらしき人達ばかりで仕事が出来る人もいますし能力が高い人もいます。お互いの特性を活かして支え合ったり、反目し合ったりしました。私も助けてもらったし私といて向こうもしんどかった。
この作品は絵がとても可愛いし優しいのが魅力です。癒やされます。優しい人達も出てきてほっとします。私や周囲の状況を客観的に見る事が出来て良かった。皆どこか欠けていて、でも完璧じゃ無くていいんですよね。皆ダメなところがあるのだからお互い言葉と態度の暴力はもうやめようと思わせてくれた作品です。
グレーゾーンでも性格は多様です。育った環境や人間関係でも人は変わります。本当に難しく傷つきやすい問題ですね。