このレビューはネタバレを含みます▼
※ネタバレ注意です!!
アルファである圭騎さんとの出会いから徐々に
オメガ性が覚醒していく理玖くん。
16年間アルファとしてアルファの両親と共に
生きてきたのに、ある日いきなり自分はオメガで
しかも両親とは血が繋がっていないと告げられた
時の衝撃は凄まじいものだったと思います。
オメガであることを認めたくない理玖くんと
認めさせたい圭騎さんとでバチバチする場面も
ありますが、不器用ながらも距離を縮めていく2人。
しかし、そんな2人の未来に暗い影を落とすかのように
登場した李里耶さんと圭騎さんのお母さん。
結果として
圭騎さんと溝ができてしまった理玖くん…
そして理玖くんを思いすぎるが故に暴走してしまい
その罪悪感から寝食がままならなくなった圭騎さん…
お互いに思いあっているにも関わらず
無常にもすれ違っていく2人の様子は
本当に痛々しくて涙が止まりませんでした。
20巻で、李里耶さんが再登場し、
理玖くんを預かる流れになりましたが、
如何せん李里耶さんもオメガなだけに、
理玖くんがまた良からぬ方向に走ってしまわないか
心配です…。。
本当に早く幸せになって…
最新巻が待ちきれず何度も何度も
読み返してしまうぐらい大好きな作品です。
もちろん単行本も買います!