フォロー

0

フォロワー

0

総レビュー数

6

いいねGET

3

いいね

0

レビュー

今月(4月1日~4月30日)

レビュー数0

いいねGET0

シーモア島
ベストアンサー0
いいね0
投稿レビュー
  • 冴えない彼女の育てかた 恋するメトロノーム

    丸戸史明/武者サブ/深崎暮人

    加藤恵に出会わなかった、倫也のif
    ネタバレ
    2020年8月12日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 「冴えない彼女の育てかた」のサブヒロイン、霞ヶ丘詩羽をメインヒロインとした作品。私は原作を読んで加藤恵と同じくらい詩羽先輩にも惹かれたので、夢のような気分でした。原作では描かれなかった、詩羽の恋心のきっかけ、倫也にはついぞ見せなかった詩羽の涙、詩羽を「手の届かない女の子」に仕立て上げた倫也の「恐れ」の克服、倫也の憧れになってしまった詩羽が、恵のように倫也と寄り添う姿…。本編で詩羽が手放したもの、諦めたことがここにはあります。原作とは違う成長をする詩羽先輩を、是非感じ取って欲しいです。(恵と会えば恵と、会わなければ詩羽先輩と恋人になる倫也。英梨々の勝ち筋を考察するのも楽しいかもしれませんね)
    いいね
    0件
  • パンツあたためますか?

    石山雄規/bun150

    タイトルに騙されないように…
    ネタバレ
    2020年8月4日
    このレビューはネタバレを含みます▼ タイトル詐欺です。重い話が好きな人におすすめ。
    中身はライト文芸とかの方が近い作品かも。キャラには共感できる心情も多く、大学生くらいなら何かしらのことは感じたことあるかな?個人的には「モラトリアムと共依存の是非」を感じました。やるせない現実をどう生きるか…派手ではないが、何かを訴えかけてくる、そんな1冊ですね。
    いいね
    0件
  • 継母の連れ子が元カノだった

    紙城境介/たかやKi

    イチオシ
    2020年7月14日
    別れたばかりのカップルがきょうだいになりクラスメイトで…というシチュエーション。創作だからこその偶然ですが、この設定を非常に上手に使っています。
    キャラの心理描写、地の文の言葉まわしが読ませる文章、特に4巻は傑作だと感じました。4巻は遠いというのであれば、水斗くんと結女さんの、4巻の内容にに繋がるお互いに対する未練、執着が表面的に描かれる2巻まで読んで、自分に合うか試してみることを推奨します。
  • あんたなんかと付き合えるわけないじゃん!ムリ!ムリ!大好き!

    内堀優一/希望つばめ

    タイトル詐欺(良い意味で)
    ネタバレ
    2020年7月10日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ポップなタイトルと挿し絵からは想像もできない物語が展開されます。計算された3冊構成の作品として完成されています。
    おそらくこの作品のテーマは、大切な人との別れと、そして、遺された人、先立った人の想い。それはきっと、どちらも同じだけ悲しいことなのだと思います。
    しかし、遺された者は、大切な人を失った世界を生きていかなければならない。悲しみから顔を上げて、前を向いて、再び歩き出す。1秒でも出来ることかもしれませんが、何よりも大切な思い出が、時に生者を縛り付ける鎖となることもある。私たちは前を向くために、その人を忘れず、しかし思い出を過去として受け入れることが必要なのでしょう。
    この物語には、最愛の幼馴染を失った少年が、思い出を正しく思い出とし、過去のこととして受け入れるまでの、そんな1秒間が綴られています。
    いいね
    0件
  • 双葉さん家の姉弟

    佃煮のりお

    ひたすら可愛い
    ネタバレ
    2020年5月12日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 3組の兄妹、姉弟が話の中心となっている日常形のストーリーです。
    ねーちゃんは安定していますが、おとくんの姉への心情は巻を追う毎に少しずつ変化しているように思います。心が浄化されるのでオススメできる…のですが作者様のvtuber事業で完全に展開がストップしているのが残念でなりません。連載再開を首を長くして待ちたいですね。
    いいね
    0件
  • こいつらの正体が女だと俺だけが知っている

    猫又ぬこ/伍長

    需要は満たせる内容です
    2020年5月7日
    3巻まで読了。内容はあらすじの通りで、作風にブレはありません。コミカライズよりも描写はマイルドで、内容は漫画より多いので、心情の説得力は増しています(2巻のメイドさんとか)。
    良かった点はタイトルの通り。こういったシチュエーションで空想されることは大抵揃っているので、先の展開に不安を持たずに読み進められるでしょう。
    現実感の無さには注意。幼稚園児に見えてくるキャラ達、全員口調が同じお嬢様、意地や見栄で主人公への負担を増やすヒロイン…。普通はバレる状況でバレない、まさにご都合空間です。ツッコミを入れ始めたらキリがないので、頭を空にして読んだらいいかも。
    主人公は異常に甘い(優しいではない)。ヒロイン達の間違った男性らしさや認識を直そうともせず、余計なことをしても注意をしない。彼はヒロインを自分無しでは生きられない人間にしたいのでしょうか…。「痛い目を見てもらう」というシーンがいくつかありますが、主人公がエロいことしたいだけでは?怒ることも優しさの一つだと彼に伝えたい…。