このレビューはネタバレを含みます▼
もう完結から長い年月が経ちましたが、当時の思いのまま、非常に長いですが感想を語らせていただきます。
きららMAX本誌でずっと追いかけてきた、私の大好きなきんいろモザイク、完結おめでとうございます。コミックス全巻+Best wishes、そして画集も購入し、
電子書籍でも全て購入させていただきました。私はこれまで多くのきらら作品を読んできましたが、これほど心打たれる作品には未だ出会えていないと思います。
そもそも私がきらら作品を読むきっかけとなったのが"きんいろモザイク"でした。当時私にオススメしてくれた友人には深く感謝しています。
残念ながら1話から追うことはできなかったのですが、かなり初期の方から追うことができ、最高の体験をおよそ10年間も提供してもらって感無量です。
作品に格別インパクトがあった、というわけではないのですが、読み進めていくうちに個性的なキャラクターが織りなすストーリーに魅了され、
毎月の更新が生き甲斐になっていました。また、アニメも楽しませていただきました。アニメ放送が決定した時の喜びといったらもう言葉では表せないものでした。
声が付いて、絵が動く。映画も最高の仕上がりでした。最後まで制作してもらいもう涙が止まりませんでした。感謝以外の言葉は紡げないほど楽しませていただきました。
本作Best wishesでは各メンバーのその後や高校時代のウラ話などが描かれており、きんいろモザイクが完結してしまい悲しみに暮れていた私にとっては非常に喜ばしく、
一筋の光が差し込んできたようでした。ですが読み終わってしまうと「本当に面白かった」という満足感を得たものの、「彼女たちの物語もこれで本当におしまいなんだなぁ」
という深い悲しみと寂しささえ感じました。堂々と完結してくれた喜びとまだ続いてほしいという願望の狭間で葛藤する日々もありました。
喪失感が凄まじかったことを覚えています。ですがやはり一人の読者として、その想いに終止符を打ち、ここに深い感謝を述べたいと思います。
ここまで素敵なコンテンツを長きにわたり提供してくださったきらら編集部の皆さん、および原作者の原悠衣先生、本当にありがとうございました。
私の心にはいつも"きんいろモザイク"がありました。私の人生はこの素敵な作品で彩られました。いつまでも、皆さんを応援しています。最高の作品をありがとう。
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