このレビューはネタバレを含みます▼
どのページを読んでも泣いたり笑ったり…とにかく(良い意味で)忙しく感情移入しました。無惨を倒した後も怒涛の展開で「これ最終巻だよね?ちゃんと終われるの?」とハラハラしながら読んでいきました。
唐突に始まる現代の設定に一瞬追いつけずびっくりでしたが、こちらの内容も、私含めてきっと大多数の読者がそうであって欲しいと願う後世の姿だと思います。
公式としてこういった後日談が描かれる事に賛否あるとは思いますが、個人的には、これまで戦ってきたたくさんの仲間達が願ってやまなかった「平和な世」が続いているんだよという未来が垣間見れた事で救われた気持ちになりました。
その後の大団円はもう涙で画面が霞みっぱなしです。仲間達が代わる代わる伝える想いは、ワニ先生自身が私達読者に伝えたい事なのだろうとひしひしと感じました。何年も漫画から遠ざかっていましたが、この時代に鬼滅の刃という作品に出会えた事は本当に幸せでした。ワニ先生ありがとう!!