ちゃぼさん

この作品の前に別の作品があるとは知らず読んでしまったので、宮田の元カレ問題に関しては訳が分からないままでした。
一番問題だったのはキャラの見分けつかないことです。
宮田と伊倉の二人と会社関連の男性二名、元カレとその同棲相手に宮田の初期の元カレ、宮田のゲイ友。唯一、区別がつくのがゲイ友だけです。髪が黒いか白抜きか、若干長いか短いか。誰が誰か分からないので名前を読んで理解するんですが、一巻始めは自己紹介してくれるまで、下の名前が誰の事か分かりません。その自己紹介では四名が同じテーブルについてますが、皆同じ顔なので眼鏡だけが頼りになるんですけど。とどめに三巻の純情？でのカップルがショートストーリーで、女友達が出てきますが、受けと同じ顔なんですよね。最初変に、同じ顔の元カノか？とか勘繰ってたら、全く関係なかったっていうね。
話自体は面白かったですし、心情も丁寧に描いているので、別の作品も読んでみたいと思っています。

橘くんの一挙一動でドキマギしてる足立くんは可愛い！この上ない。短いお話の中でしっかりと二人の性格が描かれており、説得力があるので読み応えがありました。イチャイチャはなかなかにドロっとした印象なので、良し悪しあれどストーリーは最高です。

話の内容がうまく繋がってないように感じるので、各々の気持ちの移り変わりがよく分かりません。つまらない、という訳ではないですが話がとんでるような気がします。超能力の話も何かキーワードになっていくのか不明ですが、何れにせよ二人が何を思って行動してるのか次のシーンで結果で見せられてるような感覚なので読んでいてモヤモヤしてしまいます。