このレビューはネタバレを含みます▼
レビューで感動すると書いてあったので興味本位で読んでみた。タイトルを見た時もう展開は大体予想できてしまった。まぁ、誰かしら死なんだろうなと思いつつ、大体死ぬやつの目星がついて、あくまでBLではないのでSEXシーンは飛ばし飛ばししながら読み進め、結局ハッピーエンドになりましたが、感動するほどかなって思いました。死んだはずの人間が霊になって最後の別れを告げるとか、遺物の日記の中に本当の気持ちが書かれてあったとかさらに感動する漫画にできたはずなのに、それを無下にして実は生きてましたっていう最後には興醒めした。確かにハッピーエンドに好きには落として上げるマンガだから好きかもしれないが、感動するかといったらそうでもない。
しかし感動はしなかったが内容自体は面白かった。BL出なくても全然読める内容ではあった。SEXシーンは正直気持ち悪かったが、ストーリー性があって、嫉妬する姿などを言葉で表さないあたり感情表現を体で出すのが上手いなと感じた。一巻で完結で残念という人もいるが、一巻だからこそ出せない良さが出る。このままアフターストーリーなんて出してみろ。それこそこの作品に泥を塗るだけだ。一つの芸術作品としての漫画を後から誰かが手を加えたって興醒めするだけ。このマンガはラスト以外は良作。途中まで駄作にありがちな可愛いしか愛情表現の仕方がないのは少し残念だった。だがストーリー性を評価して(上から目線で申し訳ないが)星4を付けさせてもらった。
ベストアンサー0件
いいね0件
ERR_MNG