このレビューはネタバレを含みます▼
学生の頃から大好きな物語でした。また彼らに出会え、世界観に浸れて嬉しい限りです。
ムヒョとロージーはもちろん、ビコ、リオ先生、ヨイチ、エンチューがあんな風に仲むつまじくしている様子を見れたのは、とても嬉しい。エンチューは早く刑期が終わればいいね、、としみじみしてしまいました。
ロージーとのキャラ被りのビコの指摘はちょっと笑えました。
エンチューもムヒョに恩返しというか、少しでも力になりたいと思ってるんだろうな。救ってくれた恩もあるけど、単純に親友として。そういう一途さがロージーと似てる感じはある。どっちも可愛い。
主要人物はみんな可愛くて、かっこよくて好きです。
あと幽李パイセンを瞬殺したあおいちゃん、強すぎやけど生前が辛すぎ。。友達どころか、誰も味方になってくれる人がいいひんかったんやな。
この物語の悪霊はおぞましい怖い存在だけど、根底にあるのは人間の認めてほしいとか愛してほしいとかそういう欲に似た強い気持ちだから、バックボーンを知ってしまうと愛しさだったりやりきれなさが心に残って、なんていうか好きです(語彙力)
フリオさんは結局なにがしたかったんだ……??魔法律に変わる新たな霊との接し方を模索してたのはまあ理解できたけど、ムヒョ呼んで手に負えなくなった実験結果の相手をさせたくせに地獄送りにはさせない、するなら呪う!って、それは大人としてどうなのさ……とツッコミを入れつつ。。
最後に再び禁書が登場!
またまた不穏極まりないラストだけれど、ムヒョとロージーは最強コンビだし、更にエンチューもヨイチもビコもリオ先生もいる最強の布陣なので絶対大丈夫でしょう。
また続編が出ることを楽しみに、気長にお待ちしております~。