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レビュー

今月(5月1日~5月31日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • あの人の胃には僕が足りない

    チョモラン

    意外、ですね
    ネタバレ
    2020年8月19日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 非常に意外…というか、前評判でラブコメかと思っていたのですが
    ファンタジーやホラーに少し近いです
    人間の心情、という意味では広義のサスペンスでしょうか
    ですが試し読みの部分を越えて見てみると…ギャップに次ぐギャップ、いえ日常と非日常と日常の揺り戻し、と言うのでしょうか 満腹先輩、彼女のかわいさとキャラクター性が描かれています
    そして迫力あるクリーチャーシーンや彼女らしい可愛さ、獣の荒々しさが表現され、主人公である舟次くんの見た目もあいまって捕食者と被食者、いわゆるおねショタ的な雰囲気が感じ取られ…ははぁ。これはやはりラブコメとして楽しまれているなと納得が来ました。所謂、腑に落ちました。
    彼女の初心さ、そして食欲と葛藤…異形であることを感じ取らせながら確かに可愛い、つまりここまで読んできた読者とここから読んできた読者のギャップや先入観を利用した演出です。
    ほんの少し読み進めると料理を作ってあげる舟次くん、それを食べる満腹先輩…つまるところ食が彼らの関係のオリジンなのだと改めて思いました。
    なるほど、つまり…異形や人外、それでありながら乙女であり食欲に溢れた彼女、背は低いし童顔だけどかっこよくて優しい、そしてかわいい彼。
    そんな二人や周りの非日常な関係、…の日常。それを楽しむ日常系ラブコメ、また高い画力で描かれる質感のあるリアル系ファンタジーなのだな、と深く感じました。
    拝読中の身でありながら高い構成力、画力、そして演出力、キャラ作成能力…どれもお見逸れいたしました…感服しました。良ければこの機会誰かも知りません貴方お、この本を無料期間中一回読んでみるといいかと。
    お辛い長文、お目汚し失礼いたしました。
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