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今月(6月1日~6月30日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • むらさきのスカートの女

    今村夏子

    読み手を選ぶ作品
    2020年9月27日
    短いのであっという間に読み切れるのですが、1度目は騙されつつ、2度目は答え合わせのつもりで読みました。が、「わたし」の視点に惑わされて、何が正しくて、誰のどこからが狂気なのか、始終戸惑いっぱなしでした。
    正直、好みの分かれる作品だとは思いますが、わたしは楽しめました。
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  • 星の子

    今村夏子

    信じることの善悪
    2020年9月27日
    もうすぐ公開の芦田愛菜ちゃん主演の映画の原作ということで興味を持ち購入。ある人から見ればただの怪しい宗教団体、またある人から見れば幼い娘を救ってくれた奇跡の教祖様の率いるグループ。いつどんなタイミングで何を信じるようになるか、或いはのめり込んでいく家族から距離を置くようになるか、何が良くて悪いのか善悪付けるのは難しい。
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  • ミッドナイトスワン

    内田英治

    いろいろな愛のかたち
    ネタバレ
    2020年9月27日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 映画の方はまだ未鑑賞ですが、予告編を観た上で本を購入。絶対泣くだろうなぁと思っていたが案の定。読み終えた後再び予告編を観ると、読む前には気づかなかったシーンが理解でき、ますます映画を観に行きたくなりました。
    母娘愛だけででなく、様々な形での愛のあり方が表現されています。一果の母親からすれば凪沙は泥棒女で、凪沙からすれば一果の母親は一果を苦しめる存在です。女として生きたい凪沙には、それだけで辛い苦しいことだってあるのに、思春期の女の子と暮らすということは特に打ち解け会うまでの間は大変だったでしょう。一果へ母性を抱き始めてからは使命感に燃え、慎ましい生活であれ一時は生き生きと、幸せそうでした。無事心も体も女として生きていくようになったとき、凪沙は一果を連れ戻そうとしますが、一果の母親や親戚から再び離されます。バレエ教室の先生やお店の同僚たちといった理解ある仲間に手を貸してもらいつつ、無事卒業した一果が自ら会いにきてくれた時、凪沙は心の底からここまで生きてきて良かったと思ったでしょう。。
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