tatuさん

日本の「平安時代＝源氏物語」を模した設定でこれが「ナイス」！
・14歳で結婚するから「母親・属性」でもみんな28～30ぐらいで若い若い。
・20代後半女性は「女性扱いされてない」から年齢だけで好きなお母さん・お姫様を集め放題。
・勇者は一夫多妻OKなのでハーレムもno問題。
・異能を授けられ精力絶倫。全ての女性を満足させられる。
・その異能のため妊娠はしないっぽい？
うーん見事。強いて言えば「妊娠しない」としたら「授乳プレイ」とかは無理かも。でもその「回避策」も考えられてたりしてね。まあ、実際10代半ばの子供を持つ「お母さん・属性」なんだけど年齢的には「若奥様・属性」だよねー。羨ましい。

Xの宣伝で「またギャルと陰キャものかぁ」と思って読んだらお試し全巻一気読み。
「落差カップル」は山ほどあれど人物の背景まできちんと設定した上で「惹かれる理由」も描かれてるのは作家さんの力。脇キャラもしっかり個性が出てて◎。やはりベテラン作家は違う。
強いてあげるなら既に済んだはずの2人の「初○」がここまでには描かれて無くて残念。さぞかしドタバタしたんだろうなー。後から描かれているのかな？

全編通してハイレベルだが個人的には1作目がベスト。タイトル通り「彼女の名前」は最後まで不明。恋愛が成立して初めて「名前」は必要となる。
この短編でこのカップルのこれまでとこれからが全て理解出来る。ただのエロ漫画に収まらない青春漫画作品。作者偉い。
エロ漫画を読んでて時にこの手の純文学的作品に出会えるのは本当に嬉しい。

酷い紹介文だ。確かに主人公は紹介文の様な人間だが、物語は第２巻「マレッタ・コネクション」から１４歳年下の元娼婦「マレッタ」との年の差カップル話が太い柱となってくる。作者の二大ヒロイン「裂けパス・マレッタ」と「ノラ箱・ノーラ」を語らずして御厨さとみは語れないぞ。とにかく２巻以降は超お勧め。舞台はちょっと古いがこの２人の恋愛関係は今でも十分通用可。騙されたと思って（２巻から）読むべし！

1970年代と言えば、世をあげての「ハレンチ・ブーム」真っ盛り。そんな中で「下品に走らず健康なお色気＋アクションヒロイン＝三条雅」。逆井五郎氏の画力と武論尊氏のストーリーが生み出したまさに「７０年代少年のトラウマ・コミック」です。長く復刻が待たれていましたが電子コミックで復活！毎週、逆井氏の扉絵が待ち遠しかったくらい雅はスタイル抜群（17歳で1973年度ミス・ワールドって）。一部が最後に「ギャラリー」で再録されてますね。嬉しい限り。アラ還世代よ、雅が帰って来たよ－！