このレビューはネタバレを含みます▼
馴染み深すぎる方言、見覚えのありすぎる背景、地名…私の地元、岐阜県大垣市やないですか、ここ。
ちなみにアニメ映画にもなった「聲の形」の舞台もここです。(プチ自慢)
大好きな地元やのにコロナで1年以上も帰省できんくて、ストレスMAXやったけど、これ読んどると、素敵な物語とも相まって、もう泣いてまいそう…松虫先生、ありがとうっっ。
地元では汚いと言われがちな岐阜弁も、レビューでは好感度高めで嬉しいわ♪
「あんばよー」って久々(笑)。「塩梅良く」が訛ったもんやけど、「要領良く」やら「無理のない範囲で」とかいう意味が転じて、「元気でな、達者でな」って意味でおばあちゃんがよぉ言うとったのを思い出す…
高橋くんみたいなヤンキーの知り合いはおらんけど、
お店を出る時に「おじちゃんありがとっ」て言うヤンキー、漢字の「辛」に「一」を足すと「幸」になるって話でやたら盛り上がるヤンキー、深夜にバイクの爆音で動揺「チューリップ」を演奏するヤンキーには遭遇したことある。カワイイで、岐阜のヤンキー。
東京出身のともちゃんが、ここに居場所を見つけてくれて、ほんと嬉しい。まだまだ色々ありそうやけど、どうかここで二人で幸せになってほしい。