このレビューはネタバレを含みます▼
環が幸せになる道はあるのでしょうか…
妻子とバッタリは結構キツイ。
どんなに想い合っていても時代と身分故に結ばれる事が無い2人。
結城の運転手の『当主らしく振舞っていただかないと』の言葉がずっしりと重みを感じさせます。
華族故に親が決めた相手と結婚して子を成さなければならない。
妻子がいるのに環と関係を持つなんて!と思うかもしれませんが、生まれた時から敷かれたレールを歩むしかなかった結城。
環もなんとか結城を忘れようとして足掻いている姿が、痛々しくも感じます。
やっとやっと想いが通じあった矢先の関東大震災…
最初は嫌なキャラだなーと思っていた環の、本当に一途でピュアな姿が本当に儚げで。
あと少しで完結しますよねぇ?!
どうかどうかハッピーエンドを迎えて欲しい!!
どう進んでいったらハッピーエンドになるか全く想像もつきませんが、環の心からの笑顔が見たい!!
30年近くも想い続けた2人、ハッピーエンドじゃなきゃ嫌だ(;;)
えちシーンは本編での1回だけですが、その1回の重みを噛み締めています。