このレビューはネタバレを含みます▼
1-3巻での出来事を経たのちの、学祭をめぐる二人のエピソードを4巻でじっくり見ることができます。
特に今回は、真っ直ぐで真面目な矢野の持つ、小田島への「嫉妬」「わがまま」の気持ちの芽生えを見ることができるのが堪らなかったです。
矢野にとっておそらく初めての経験であろう、「(好きな人にまつわる)嫉妬」や「(好きな人への)わがまま」について、どのように矢野が感じ、日々の中でこれらの感情にどう向き合っていくのか、そして小田島に対してどのようにこの感情に触れてもらうのか、、、ページをめくる手が止まらなかったです。
1巻試し読みをしていたら、続きが気になって気になってしかたなく、4巻まで一気読みしました。続きもこれからある予定(?)らしいので、とてもとても楽しみにしています。