DEATHペディア
雨宮理真/「デスペディア」(G.B.編宝島社刊)/上野正彦/高木徹也
このレビューはネタバレを含みます▼
初めて知る内容が多く、とても興味深かったです。
死は身近にも潜んでいるということがよく分かり、
途中で何度も驚かされました。また、驚かされると
同時に、死に対しての恐怖心も抱くことのできる 内容でした。主人公の決めゼリフである「この死は美しくない」という言葉が私の中では特に印象に残っています。苦しまずに死ぬことはできないということを改めて実感させられました。また、実際に死ぬまでの過程が分かりやすく描かれているため、医療知識が全くない私でも、知識をつけながらすらすら読むことができました。誰でも気軽に読み進めることのできる作品だと思います。しかし、少し怖い描写も出てくるため、怖いのが苦手な方にはおすすめできないです。
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