このレビューはネタバレを含みます▼
1巻だけを読みました。ジャンルはサスペンスです。ゴルバチョフの顔や捨てられた人形など伏線と思われるところが多数ありますが、今後、アクションものになるか、恋愛に走るのか、ホラーに行くのか全く先が読めません。このため、2巻めを読んで確かめるしかありません。
ただ、社会主義に反対するリーダのちょっとした言動にクレバーさを感ずることができず、3流のテロリスト?にしか見えません。その割に、東独では入手困難な車を運転していたり、多量の爆弾や多くの手下を動かしており、小さな組織ではなく資金力のある大きい組織のリーダであると暗示していますが、どのような理由でそのような反政府秘密組織のリーダになったのか興味深いところです。