このレビューはネタバレを含みます▼
家族を鬼に惨殺された主人公・炭治郎が、鬼になってしまった妹を人間に戻すため、また、鬼から人々を守るために鬼を倒す旅に出る物語。心優しき純粋な炭治郎の生き様に心打たれたり、鬼となっても兄を必死で守ろうとする妹の姿には感動しっぱなしです。仲間たちも色んなキャラクターがいて、個性が強いので、これも楽しめるポイントです。話が進むにつれて登場人物が肉体的にも精神的にも強くなっていくのも素敵です。ただ、ハッピーな話ばかりではなく、仲間の死など、残酷な場面があるのも、この話の見どころだと思います。人生は良い事ばかりではない、ということを教えてくれているような気がします。登場人物の数々の名言が人生の教訓になります。この作品が多くの方に支持されているのが納得できます。