このレビューはネタバレを含みます▼
表紙のチェーザレに惹かれて思わず購入してしまいましたが、購入して正解でした!内容としてはマキャヴェッリとチェーザレの出会い、交流、別れの物語になります。この作品は「君主論」の翻訳・章の解説ではなく、マキャヴェッリがチェーザレと言葉を交わし・行動を共にすることで 君主とは何か 君主としての心持ちや動向を学んでいきます。その為、難しい言い回しや単語は無く、非常に読みやすいです。また、主要登場人物のマキャヴェッリやチェーザレも魅力なキャラクターになっており、ストーリーに引き込まれました。しかし、前述したようにこの作品は「君主論」の翻訳・解説ではないため、そういったものを求めている場合は購入をオススメはしません。