このレビューはネタバレを含みます▼
とても興味深いタイトルだったので読んでみました。
誰しも起こりうる可能性があることだし、もしもの知識として少しでも知れたのは良かったです。
しかし、この主人公の妊婦さんの話を聞いて作ったのか、作者の実体験なのか分かりませんが、冒頭からずっと医師や周りの方々に対する文句が多すぎて興ざめしました。
医師になにか質問はありますか?と言われて「子どものことではないが体がしんどくて...」と答えたら、
「これだけ羊水が増えていればね、しんどいよね」と言われたことでカチキレていたり
(確かに当たり前なこと聞くなみたいな態度で返事返されることってあるよねぇ、。これって医者あるある。てかこんな細かいイラッとポイントはストーリーにいらん)
その他、転院先の医師のちょっとしたひと言をわざわざ拾って嫌な気持ちにさせられた感を出してみたり、前の医者の不手際?を何回もストーリーに組み込んで見せつけてきたり(これも主人公の主観だけで見せられる)
急遽入院になった際の子どものことなど、「うちはこんな事情があるのに!」「こんなこと言ってくれてない!教えてくれなかった!」みたいな不平不満がずーっと心の中で続いていくので、読んでいて嫌な気持ちになる。
途中から、作者の実体験を書いてるんだとしたら
わざわざ漫画にして嫌だったことぜんぶ晒してストレス発散させてるだけの漫画じゃんと思った。
とにかく小さいことを気にしすぎる主人公の性格がどうしても気になって気持ちよく読めません。
もっと尽くしてくれている病院の方々に感謝すればいいのに、、、
そしてお腹にいる子どもに対しての心配があまり感じられず、自分がしんどいばかりだったのも、なんだかなぁ。
とにかく子どもが無事に産まれてくれることだけを願います。
個人的には、課金するほどの作品ではありませんでした。