このレビューはネタバレを含みます▼
この作品、たしかにとても面白いです。
が、露骨過ぎるというか極端というか、
綺麗であること、外見を磨くことまで=悪、みたいに勘違いする人が出ませんように…と思いながら読んでます笑
外見やセンスを磨くことって、楽しいことですよね?
レミのように人間性まで腐ってしまってはいけないというだけ。
弓ちゃんは確かにいい人でとても辛抱強いけれど、もっと早い段階でレミの底意地の悪さにはっきりノー!と言わず耐え続けたのはなんでかな?
普通、1人目の彼氏を略奪された時点でキレて絶交すると思うけど…
弓ちゃんはレミちゃんを「大好きだった」と言ってたけれど、レミには好かれるような人間的な要素は見当たらない。つまり、レミの美意識の高さと外見の美しさが、友達として「誇り」だったとしたら、この弓ちゃんもある意味ルッキズムに囚われたなかなかの闇と、強い劣等感の持ち主かと。
美に憧れながらも、なぜか自身の美に磨きをかけない女性って、確かにいます。個人的には、素直じゃないなあと思ってしまう。
外見、内面、バランスが大切。
ルッキズムを極端に嫌悪する人が読んだら喜びそうな面はある作品ですよねー
でも、次回も楽しみにしてます!