このレビューはネタバレを含みます▼
Twitterの漫画広告からハマってなろうから続編が気になってここまで読んできまきた。
常にウジウジしてる主人公なので2,3巻では少しイライラすることもありました。
主人公が辛いことを言われても言い返せないなんてムカつくったらなかったです。
そういうときには、主人公の親友の透子が大概ズバッとやってくれる頼れる存在でした。むしろあまりにズバズバやってくれてるもんで、もはや透子って辛い思いをした主人公が生み出したイマジナリーフレンドなんちゃう?と思うときすらありました。彼氏を蔑ろにしても、いつでも主人公を支えてくれる透子はまるでロードオブザリングのサムのよう。サム、いつもありがとう……。そんな透子が5巻ではとある事情により半ば退場してしまいます。え、透子がいなくて誰が言い返すの?いやまじで主人公大丈夫?
でも大丈夫。杞憂でした。
3巻でも少しずつ、4巻でもかなり強くなった主人公は、この5巻ではとうとう自分の力で解決することを覚えていきます。大いなる力には大いなる責任が伴うことを自覚していきつつ、時には愛する人にも立ち向かっていける強さを身につけたんだなあ、と親的な気持ちで感動しました。。個人的にはそこらの女にバシバシにあたられてもガンガンに言い返したりいなしたりできる立派な女主人になった主人公は見てみたいなあと思ってます。