このレビューはネタバレを含みます▼
情報収集の方法がそれしかなかったんですか?と問いたい。さらに情報提供者がすべて異性で、揃いも揃って一晩共に過ごすのが目当てな尻軽女ばかりという謎。ただ合意があるだけの一晩の情事をちゃんと愛したと言う屁理屈にも首を捻る。別に誰にも迷惑をかけないのならどうぞご自由にと思いますが、主人公と心と身体を通わせた後は、提供者に「1番じゃないけどいい?」と言いながら情報と引き換えに身体を差し出さないでほしかった。誠実な愛がなければしないというご立派なポリシーは何処へ行ってしまったのか?1番が居るのに2番とする下衆に堕ちた彼が残念でならない。この一件で若者が旺盛な性欲発散の為、大切な女性を傷付けても平気で他の女性と関係を持つ話になってしまったし、その行為を妹を引き合いに出し正当化するのもとても不快だった。妹にも失礼な話だし、きっと妹こそ嫌悪するだろう。妹の為ではなく自分の自己満足(主に性欲発散)の為なのでは?と疑う。性犯罪者に断罪(復讐)を誓う人がすることとは思えない。最後の女性だけは誠実に頭を下げて情報をもらうという方法もあったのではないのだろうか?主人公への裏切り(最後の女性との)行為さえなければ☆4でした。