古のオタクさん

タイトルに惹かれて購入。
フェロモン症のお話が3つ、普通のお話が2つの短編集。どれもかならずえっちしているので、えっち目当ての人にはいいかも！

ただ、私はフェロモン症の設定がいいなあ、面白いなあと思い、その辺を深く掘り下げてくれることを期待していたので…うーん。
結局えっちするための道具みたいになってしまっていてもったいなかったかな。
どんな病気か？どういう風に発症するのか？完治するのか？その後は？などなど気になってしまったので。
研究所のお話が好きです。薬師寺くんも先生も、喧嘩しながらイライラムラムラしちゃうのかわいい。そして（えっちな方向に）研究熱心。いいね。

せっかく刺激的なタイトルなので、お薬なしでのえっちをもっともっと盛り上げてほしい感じではありました。
えっちシーンは過激ですが、どれもフィニッシュまであっという間で、個人的にはもう少しまったりじっくり時間をかけてのとろとろえっちが好みです。

とにかくサクッとえっちなものが読みたい！いろんなCPが見たい！という人にはうってつけですねえ。
お値段のわりにとってもボリューミーなので、買って損はないと思います！
個人的に、リピは悩むけど、おすすめはできる…そんな作品でした。まだ読まれてない方はぜひ。