「神様」のいる家で育ちました ~宗教2世な私たち~
菊池真理子
このレビューはネタバレを含みます▼
暗殺犯が自分の人生をめちゃくちゃにした、旧統一教会の広告塔である、安倍晋三元総理大臣を暗殺したと言う、確証のない証言を鵜呑みにして、まるで安倍晋三元総理大臣の暗殺を肯定するような風潮がどうしても許せませんでした。
しかし、この漫画の本の最後のあとがきに、安倍晋三元総理大臣の暗殺によって、宗教2世に注目が集まることは望むことではないと仰られており、少し救われました。
僕個人としてはこの漫画の出版停止の件を知っていておかしいと思っていました。
なのにマスコミはその件を報道せずに、宗教2世には寄り添うことはしませんでした。
しかし、マスコミは自民党批判に繋げれるからと言う理由で、暗殺犯を被害者扱い、すなわちテロリズムの肯定をして、旧統一教会の批判を開始しました。
僕はこのことについてもおかしいと思っていましたが、宗教2世の方達もおかしいと思っていてくれたことが嬉しかったです。
改めて、僕はこの漫画を読めて少し救われました。
最後に、宗教2世の方達には偏見を持たれないで堂々と生きていける世の中にしていきたいです。