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今月(6月1日~6月30日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • ホラゲ世界に転生したら殺人鬼の推しがいた【コミックス版】

    スイッチョ

    ゲームキャラの殺人鬼に会い世界を変える話
    ネタバレ
    2022年2月16日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ゲームキャラの殺人鬼に会えて過ごせるといったテーマは魅力的でした。
    私もホラー系とか殺人鬼キャラが好きで、主人公の気持ちに共感してしまいました。
    ただコミックス版の方を購入したので話が所々疑問に思ったり、理解が追いつかなかったりしてもう少し描写を丁寧に表現してほしかったです。それとあまりホラー要素とかサイコパス的なのも少なくて物足りなかったです。主人公をもっと心理的に追いつめたりとか殺したり等を期待していました。
    殺人鬼を題材にした恋愛ものが少なく、尚且つフィクションである殺人鬼キャラが自分の前に現れて恋愛に発展するといったものが中々お目にかかれなく非常に期待していたのですが…。
    バッドエンド回避のために意気込むのは良いものの、ハッピーエンドも今一つ煮えきらず…。殺される一歩手前ルートとかを希望していました。

    主人公を殺すカネダくんは私好みでした。どことなく人生を諦めているかのような顔で、それでいて主人公を殺そうとする生命に対する執着のギャップ差が良いです。カネダくんが微かに笑って優しそうな表情を見せてくれたのがポイント高かったです。もっと主人公に対する想いが明確だったり、泣いたりとかそういったものがあれば良かったかなと。殺人鬼や悪人が泣いているのとかが好きなので…。


    「大切にしているものは何れ魂が宿る」、そして主人公の会いたい想いで時空を超えて実現したとすれば、主人公はゲームのキャラである殺人鬼に愛がどれだけ尊いものなのか教えられたと思います。愛を知らずに生きてきた殺人鬼に縁を与えてほしかったです。
    私は恋愛は性的欲求だけではないと思っているので。ようするに相手に対する強い想いがなければ本来の意味として成立しないのではないかと。

    本当に共感しかありませんでした。私も誰かと関わることもなくゲームやアニメや漫画ばかりです。やたらと殺人鬼のキャラを探していて、殺されてみたい願望はあります。でも私も実際に殺されそうになったら痛覚には耐えられないと思うので、やや抵抗はありますが…。
    けれど痛みも楽しめたら、ましてや好きなものに殺されるのも本望でいられたら、それは究極の愛になるのかな。主人公もそれぐらい、寧ろそれ以上に愛してあげてほしかったです。

    いつか書籍化されたら今よりも心理描写を色濃く表現してほしいです。世に出版されるようになったら購入すると思います。
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