このレビューはネタバレを含みます▼
フェロモンアレルギーで他の人よりΩのフェロモンに敏感な攻めと、首の後ろに傷跡がある強気な受けという組み合わせからとても良い。
世界観は、平等社会でΩの発情も薬のおかげで抑えられるようになった世界なので、フェロモンアレルギーである攻めへの認識が"誘われればヤる遊び人"という辛い立場。そんな中、αを憎む受けと利害の一致から番関係を築くのですが、個人個人の感情の揺らぎの表現がうまく、とても面白かったです。
また個人的には、受けのお兄さんの後日談というか、深彫したお話も見てみたいなぁと思いました。