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今月(4月1日~4月30日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • 静かなるドン

    新田たつお

    笑って泣いて最後には号泣
    ネタバレ
    2022年6月30日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 題名くらいは何となく知っていましたが、作画が趣味でなかったこと(ちなみに当初ヒロイン秋野さんの3分の2くらいしか身長がなく、落書きみたいな顔していた静也くん、20歳過ぎててもドンドン身長が伸びtて、またイケメンになって(整形か?)途中からほとんどヒロインと変わらぬ身長でした)やくざものに興味がなかったことが災いして読むに至りませんでした。しかしながら無料がきっかけに、読み始めると止まらず、止められず課金課金の嵐、3~4日で睡眠削ってフラフラになりながら読破。恋しました!近藤静也に(笑)当初は任侠のギャグ漫画の副題がついていたように、やくざと堅気の会社でのコメディ。まあ水戸黄門みたいな(印籠は新鮮組三代目)のり、五代目姐さんが出てきたころから、一気にシリアス感満載。もうドンドン引き込まれ、心をガンガン撃たれ、はあはあ言って、クライマックスって思ったところはまだ3分のいちでした(笑)この物語は、終始一貫して流れる主人公近藤静也の堅気の同僚・秋野明美への一途な思いと、静也の血に連なる内なるものへの畏怖。また主人公はヤクザのドンという立場でありながらヤクザ組織の解体を望んでいるという微妙な立ち位置。国内での対立するヤクザ組織・海外マフィアとの抗争が描かれ、最終章では社会問題を、世界規模にまで広げ、収拾がつかなくなったわりには、最後まあなんとかまとまった感はあるのですが、(私はこれが一番言いたい)108巻もの長い間見守ってきた、静也と秋野が別々の道を歩む最終回には、もう号泣でした。2人の深すぎる愛に、いつも感動していたのに。おまけに主人公は心のよりどころである堅気の仕事まで失います。ただひとつ静也の望みであったやくざの抗争はなくなり、ヤクザ組織の解体ははじまったようですが。2人の未来につながるような終え方なので、XX年後とか書いて、しっかり結ばれてハッピーエンドで終えてほしかったです。それが、私はたかだか2か月くらい(ぐちゃぐちゃ思っています)ですが、当時オンタイムで25年もの長い間2人を見守っていたファンに対する作者の責任ではないか・・と勝手に思っています。まだ、私は気持ちの落としどころが見つけられなく、2人の幸せな場面など読み直しております。本当に静也さんには幸せになってもらいたいです。アクション・ギャグ・ラブと一粒で3度おいしい漫画です。