このレビューはネタバレを含みます▼
広告で見て課金して全話拝見しました。
私は産めない体なのでこの気持ちは想像でしか寄り添えないですが、こういう事もあるんだなと分かって良かったです。
生理の周期でイライラ感(PMS?)があったので、妊娠したら余計に乱れるのですね。当たり前だけど経験や知識がないと分からない事です。
作中で先生が言っていた「母親を神格化している事に危惧しています。」という言葉が物語っているように感じました。
私の憶測ですが、この病気が世間で認知されていないせいで周りの対応も悪く長引いてしまって手をあげてしまったり、ネグレクト?みたいな事にまでなっている人もいるのではないでしょうか?あと離婚で引き離されたり・・・。
女性ホルモンによる体調と精神の不安定は妊娠をしなくてもあらわれる症状なので、老若男女問わず“生理になるとお腹が痛い“だけではなく“精神的にも不安定になる“という事と“妊娠したら余計に精神が不安定になる“ということを知ってもらいたいです。
そして人によっては“軽い人“も“重い人“もいるという事を。
生理のお腹の痛さは経験できる器具があったり、妊娠した時のお腹の重さを体験することは出来ますが、精神的な事にまでは考えが及ばないと思うので、この本が世間の人に広まればと思います。