このレビューはネタバレを含みます▼
大前提として、読み始めは少し怖いなと思っていました。しかし、ユウの過去を知ってからは歪な愛というものに強い興味が湧き、2人の行方がどうなるのか、と読む手が止まりませんでした。
割と初めの方(3,4話辺りか、少し曖昧ですが)に、好きだからこそ殺してしまいたいというユウの気持ちに共感、というほどまでには行き届きませんでしたが、縛ったり、痛めつけたりしてしまうけれど、それでもやはり杏奈が好きだという気持ちはブレておらず、好きという気持ち以外にも、学生の時に出会った時の杏奈の言葉が今のユウを形作っているのかなというところがものすごく好きでたまりません。
この作品は私はめちゃコミックで拝見し、全て課金しなくては読めない物でしたがそれでも読みたいと思い読み始めたもので、めちゃコミックの中では初めてでした。
この作品を通して、愛のカタチはひとつじゃないということに改めて気付けた気がしますし、どんなに歪んでいても愛だったというところに胸をグッと掴まれました。
少しばかり過激な描写もあったので、読み返すのに躊躇いましたが、
やはり読み返したことで作品への愛が深まりました。もっともっと読んでいきたいと改めて思います。
この作品に出会えて幸せです。