このレビューはネタバレを含みます▼
野良猫と狼にハマり、ミユキ先生の作品を片っ端から読ませていただいています。やはり絵が本当に好き!!かやくん、好みドストライクで心羽ちゃんに鬼共感でした。
嵐子ちゃんとかやくん、2人がそれぞれ抱える暗さは似ているようで全く違うもので。不登校気味だった時期がある私にとってはかやくんの気持ちが少しわかる分、不器用ながらも自分の気持ちに正面から向き合って成長していく姿に涙が止まりません。周りの人も「いい人」で片付けてはいけないくらいいい人。
そして個人的には心羽ちゃんの台詞がぶっ刺さりました。自分の代わりはいないんだから、という言葉が本当に深い。青春も恋愛も友情も家族愛もありながら、人間の本質的な部分を考えさせられる作品。
8巻まで一気に読んだので、次の発売が楽しみです。どうか、かやくんの人生に光が差し込みますように。