雪雨曇日月さん

4人のメインキャラクターの「友情」「成長」と、それぞれの「初恋」が少しこじらせ、すれ違いながら進んでいく姿を描いていて、個人的には「友情」「成長」の視点を重視して読み進めていきました。またつっこちゃんのアドバイス・感想・視点もこの話がよきものになっているのに寄与しています。
ストーリーだけでなく、女性漫画的な絵柄とデフォルメ的な絵柄を場面に応じて描き分けていることもあり、おしゃまな小学生高学年女子・高校生男子以上であれば、性別・年齢（親世代はもちろん、感受性があればおばあさん・おじいさん世代でも可）・そして陰陽の性格を問わずお勧めできる作品です。
高校生（中学生女子）当事者として読む、親目線で読む、過ぎ去りし高校生活のことと比較しながら（または思い出して）読む、「友情」「成長」「恋愛」それぞれの視点から読む、ある特定のキャラクターの視点から読むなど、いろいろな読み方ができるストーリーです。
課金をためらう人であっても、現時点で４８話まで無料分なので、そこまででも十分泣き笑い感動でき、傑作であることがわかると思います。また、４８話まで無料分があるからこそ、その先も課金してまででも読んでみたいということになりますので、この措置をずっと続けていただければと思います。
またツボに入った絵柄として、ほかの人があまり言及されていないところでは、「巨大化みきちゃん」「ヨータの声をあげて笑う姿」をあげておきます。
最高傑作といえる作品ですので、まだ読まれていない方も、とりあえず48話まで無料の2022年内に読み始めることを強く強くお勧めします。