このレビューはネタバレを含みます▼
某所で作者さんの絵を見、表情の描き方好きだなぁ…と思って読み放題に登録しました。
思春期の興味本位な性的冒険の思い出だったものが、大人になってからの思いがけない再会でまた始まってしまう…的な導入ですが、その実、自覚あり×無自覚のめっちゃ両想い。ちゃんとラブストーリー。
回を追うごとにじりじりと近付いてゆく二人の心身の距離と、さらけ出されてゆく本心がたまりませんでした。
恭平さん(眼鏡のイケダンディ)の穏やかな微笑みの奥に押し込められた長年の恋情の熱さと、日出雄君(フワフワ好青年)の純朴なのにここぞという時に危ういほど大胆な振る舞いが見どころだと思います。
物議を醸しだした(?)体毛については、個人的にはあってもなくてもあまり気にしない派ですが、二人の気持ちが通い合った後のムフフなシーンで恭平さんの腰に絡みつく日出雄君のフワフワな脚が何だか生々しくて萌えました。
あと、最初に書いた通り表情の描き方が好きです。気持ちを抑えている時と全開にした時のギャップが素敵。
二人の恋の成就を涙でお化粧よれさせて祝福するイケジョなアヤさんと、可愛げの化身な小さい熊さんの清ピーさんの恋路も気になります。