このレビューはネタバレを含みます▼
去年からチラホラタイトルだけは聞いてましたがまあいつか読もうと思って読まないでいました。
今回休日が長かったのもあって、あ、そういえば読んでみるか〜と思って読んだのがきっかけです。
1話、2話、3話…とだんだん面白くなって気づいたらあれもう10話も読んでる、あれ?あれ?と完全に丸一日氷の城壁について考える休日を過ごしてました…
私的には湊のようなチャラいタイプは苦手なのですが自分の学生時代を思い出しながら、チャラい子は本当にチャラいタイプと周りに合わせてるタイプがいたのかもしれないと改めて過去を思い出すきっかけになりました。こゆんちゃんも美姫ちゃんも陽太も湊も主要人物4人以外も全員が全員違う気持ちと思いを抱えてて、でも全部それを伝えるのも処理するのも向き合うのも難しくて、漫画を読み進む度にでてくる登場人物側の視点が上手く描かれててとても惹き付けられました。もし自分が学生の時だったらそんなこと全く思わないし向き合おうとすることすらしてなかったと思うので、自分の過去と向き合うこと、自分の本心を知ること、この2つが丁寧に描かれてて本当に痺れました。気づいたら全員のことが好きになって、読み終わったにもかかわらずまた1から読み返しちゃうくらい大好きな作品になりました。
作者の別の作品も購入しちゃいました笑
何度も何度も読み返したい漫画なので単行本化を希望ですが、それくらいとても素敵な作品なので色んな方に読んで欲しい作品だと思います。
素敵な漫画に出会わせてくれて本当にありがとうございました!!