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今月(5月1日~5月31日)
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シーモア島


投稿レビュー
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美麗で凄まじい2023年3月22日静寂のなかを、深くゆたかな時が流れる秀作です。絵はむろん、託された想いが深く熱い。もっとたくさん描いてください。
第四巻では仰天。ストーリーに劇的な変化が襲います。そう展開するとは予想しなかった。はやくこの先を読みたい。期待しています。
第五巻。期待以上に迫力があります。まさに怒濤の結末へ。感動しました。つぎのシーズンを愉しみにしています。
第六巻。明るいトーンになって、新鮮な気風が溢れます。物語はさらに裾野を広げたようです。おばあさんが可愛い。
7・8・9巻。ここまで拝読して分かった。これは現代の「世直し」〈革命〉を、時代を違えながら試みてみる野心的なマンガでしょう。かつてベルばらが、フランス革命を追憶しながら、現代の革命の在処を探ったように。だとすれば、なかなか骨のある仕事です。もしそうであれば、もっと舞台装置(時代とか、社会とか)を描きこむ必要があるかも。「第三者」的な「語り部」の導入も不可避かもしれません(寺院の和尚とか、病院の院長とか)。きっと話がさらに深まり、躍動感も生まれることでしょう。
喜怒哀楽ではじまったこの話。そろそろそんな人間くさい情念を超えた恬淡な居ずまいを〈も〉示す時かもしれませn。